文系なトーク
塩:分かりました!約束ですよ!・・・では陽子さん、どうぞー
陽子:(袖から登場)…ラストの組み合わせです…。(ハラハラ)
塩:いいでしょー!僕爽雄さんと綿谷さんとマリオカートやるんですよー!気分いいんでこれあげます!(使いそこねた爆竹を陽子にあげる)
陽子:…はい。(爆竹を受け取る)…まだ持ってますよね…?(少し後ずさり)
塩:もうないですよ!こっちのポケットには・・・醤油、こっちも醤油、ここも醤油、これで全部です!
陽子:…上着のポケットの醤油の蓋…ゆるんでますよ…?
塩:仕様です
陽子:直ぐ飲めますからね…凄いな…。
塩:陽子さん僕に怯えてるの爆竹だけじゃないですよね?どうしました?
陽子:…爽ちゃんの…あの怒り方マジだったから…(カ゛タカ゛タカ゛タ)
塩:それはさすがの僕でも伝わりました・・・
陽子:何もないと思いますけど…気をつけてくださいね…いや、なにに気をつけるとかじゃないですけど!
塩:大丈夫ですよ、何かあったら僕返り討ちに出来るんで
陽子:そ、そうですよね…じゃあ大丈夫だ…うん…。
塩:そういえば陽子さんって趣味なんなんですか?
陽子:趣味ですか…最近は…何だろう…読書?
塩:おー読書、何読むんですか?
陽子:小説とか…最近は何読んだっけ…あ、銀河鉄道の夜!
塩:松本零士だ!
陽子:?
塩:・・・999(ボソッ
陽子:…ああ、メーテルとか出るやつですか?あれじゃないですよ?
塩:ボケた自分が恥ずかしじゃないですか(ぷんすか)
陽子:す、すみません!でも、古くないですか?
塩:名作じゃないですか!見たことないけど!
陽子:説得力ないですねえ。
塩:で、宮沢賢治の銀河鉄道の夜でしたっけ
陽子:そうです。短編が他に10作くらいのっていたんですけどね。
塩:へー、教科書に載ってたのチラ見した程度なんで実はあんまり知らないんですよねえ、どんな話なんですか?
陽子:ざっくり言うと主人公の男の子が親友の男の子と星巡りの汽車に乗って旅に出かけるお話ですね。なんだか幻想的ですよ。
塩:へー、今度読んでみます、他にはどんな本読んでるんですか?
陽子:そうですね…安部公房っていう人の作品が面白いんですよ。八神さんに勧められたんですけどね。
塩:あ、聞いたことはある
陽子:教科書に載ってましたからね。シュールな内容が凄かったです!
塩:シュールなんだ、興味湧いてきたなあ
陽子:屋上から落っこちたら、棒になっていた男とか、蟻地獄のような家に閉じ込められたりとか…頭のねじが飛んでいるとしか思えないです。
塩:面白そうだなあ、これも機会があったら読んでみます
陽子:ぜひ読んでみてほしい作品ですね。
塩:これ終わったら本屋に寄ってみよう
陽子:学生の時にもっと読書すればよかったなあって最近思ってます。
カンペ(30分経過・そろそろ全員を舞台にあげてください)
陽子:ありゃ、このタイミングか…それじゃあ全員集合してくださーい!
爽雄:(袖から登場)…はい、告知ありますか?
俺:爽雄さん本当に申し訳ない、ほら、お前も謝りなさい(塩の頭を下げさせる)
塩:ごめんなさい・・・
爽雄:いや、もう大丈夫です。ちょっとひりひりするだけです。
陽子:そ、それでは今日はここでお開きです!さようならー!!
俺:お疲れ様でしたー
塩:良いお年を!
俺:ちょっとまだ早い
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