THE漫才


円城:……ありがとう、ございました。……それ、では。……八神さん……どうぞー。

八神:(登場)嫌なハードルの上げ方して帰りやがった!あ、どうも八神でーす。

円城:……初めまして。円城寺ミド、です。(ぺこり)

八神:あ、どうもどうも〜。(ペコペコ)・・・18だもんな〜若いな〜。

円城:……ええと……26歳、でしたっけ。

八神:ぐほっ!・・・え〜とだ、今23だぜ〜!

円城:……あれ。ええと……ああ、17たす6は……23、でしたね。

八神:そうだぜ〜。危ない危ない・・・年男が終わってたかと思ったぜ。

円城:……そう、ですね。同じ高校で……同じクラス、でした、ね。……友達と言うほど、仲が良くは、無かったんですけれど。

八神:へぇ〜。何でまたコンビを組んだの?円城寺さんが誘われたんだよね?

円城:……元々、斑鳩がお笑い好きで……コンビも二つくらい組んで解散してたんです、けれど……私が、ご……森熊仁川の縁者だったので、事務所に入る為に……。

八神:あ〜・・・それでピスカンになったわけだ。でも円城寺さんよくOK出したね?

円城:……私も芸人とは別に、その事務所に入りたかったので。……利害が一致、して。……その為に、お笑いを始めた、んです。

八神:なるほど〜、順番が前後しただけだな。しかもMM-1やオバリーで活躍してるからお笑い初めて正解だったね。

円城:……活躍、して、ますか? ……私たちは、まだまだ……活躍出来て無いと……思ってて。……まだ、駆け出し、ですから。

八神:まあ、比較対象が自分達とか事務所の後輩になっちゃうんだけど、1年足らずでここまでインパクト残しているのは立派だと思うよ。

円城:……ありがとう、ございます。……もっともっと、テレビに出たいと、思いますので……頑張ります。

八神:うん、俺達も負けないぜ〜?他の企画ではライバルだもんな〜。

円城:……MM−1、今年……インプラさん、出てました、ね。……意外。

八神:あ、そうなんだよ。今まで1回も出たことなかったからね。漫才にもチャレンジしようと思ったんだわ。

円城:……コント師の人の、漫才って……やっぱりファンの人も、嬉しいと思います、し。……私も、楽しみに、してます、ね。

八神:お!ありがとう!やっぱり芸種が変わると緊張感も変わったな〜。新鮮な舞台でした。

円城:……漫才はお客さんと向かい合って、ですからね。……逆に私たちは、コント……やったこと、ないです

八神:最初どこ見てやればいいか分かんなかったわ〜。コントはやっぱり漫才と毛色が違うからやってて面白いなぁ。慣れているっていうのもあるだろうけどね。

円城:……まあ、私も……お客さん見ないようにしてやってる、ので。……あんまり関係ないのかなって、思いますけれど。……今後、漫才に、シフト……する感じ?

八神:あ、そうなんだ。俺らは・・・どうしようかな・・・ちょっと色々試してみようかなって段階だなぁ。「6年やっててこれかよ!」って思われるかもしれないけどね。

円城:……でも、六年やって……新しい事始めようとするのは、いいことだと……思います、よ。

八神:そうだよな?別におかしく無いよな?それで芸の幅が広がればそれこそ最高だもんな〜・・・まあ、コントはしっかり続けていきたいって感じだな〜。

円城:……そうですか。……私達は……多分、斑鳩がああいうの好きなので……このまま変な漫才をずっと続けて行くような……気がします。

八神:・・・まあ、正統派ではないか・・・でも、それが評価されて突き詰められれば・・・てっぺんも獲れるかもな!

円城:……キスシクさんやシンナーズさんみたいな……正統派の、テンポの良い漫才……やってみたいけれど……。……漫才の神とか言い出すので……もう、無理そうです、ね。

カンペ(30分経過・そろそろ交代してください)

八神:ははは・・・最初のは確かに驚いたな〜・・・って交代か。

円城:……はい、ありがとう、ございました。……では、私は……この辺で。(退出)

八神:はい拍手〜!(パチパチパチ・・・)さ、ここから後半か・・・それでは次の方、どうぞ〜!
テンションがガラッと変わります
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