一夜の幻影/この冷たい街の風に歌い続けてる
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向井:良い子のみんなー、こーんにちはー!!(手を耳をあてる)みんな元気だね!! じゃあ早速今日も元気に向井お兄さんと一緒にお歌を歌おうかー。 真中:はいどうも、一夜の幻影です。今日も元気に漫才をやろうと思うんですがね。何すかそのテンション。 向井:いやね、俺ね、お歌のお兄さんになりたいんだ。だから今日はこの場を借りて一曲歌わせて頂こうかなと。良いだろ、マナカお姉さん。 真中:名字だけ使ったらそれっぽくなりますし、顔も女の子ぽいって良く言われますけど。一夜の幻影はデビューから今日に至るまで男子二人でお届けしております。 まあ25行しかないですしやるなら勝手にどうぞ。 向井:向井兄さんが元気にお歌を歌うからみんなも覚えて歌ってねー! 聞いて下さい、「セメントの歌」 真中:セッ、セッ、セメ、セメント……?まあちょっと聞いてみましょう。 向井:♪セメントー、セメントー、セメントを食べよー 真中:入りからおかしい! 向井:♪朝起きてー、ごはんに味噌汁ー、焼き鮭ー、味付け海苔にお漬物ー、そしてセメントー 真中:トドメ刺さないで下さい!バランス崩壊も良いとこ! 向井:♪お昼はー、行列の出来るー、セメントショップで買ったー、2キロのセメントー 真中:引っ掛かる所が三つあります。 まずセメントショップって何ですか? 次に何でそんな得体の知れない店に行列が出来てるんですか!? ほんで 2 キ ロ は 食 い 過 ぎ だ ! ! ! 向井:♪モリモリとー、みんなでー、セメント食べよー 真中:奇食に巻き込まないで下さい!!いや歌ってる本人も食うなよ!! 向井:♪おやつはー、親方が現場で練ってるー、出来たてドロドロのー、瑞々しいセメントー 真中:引っ掛かる所が四つあります。 昼間あんだけ食っておやつ食べます? ジェラート感覚で何をほざいていやがりますか!! ほんでセメントに対する表現が斬新!! で、 や っ ぱ り セ メ ン ト は 食 い 物 じ ゃ ね え よ ! ! ! ! ! 向井:♪晩御飯はー、セメント尽くしさー、嬉しいなー、ああこれ以上の幸せがあるのかなー 真中:ありますよー。この歌の登場人物、完全に人生舐めてますねー。 向井:♪今日もー、素敵なセメント日和さー、固い意志でー、食い尽くそうー 真中:セメントだけに固いね、コンクリ詰めにされれば良いのにこの野郎。 向井:♪セメントー、セメントー、セメントを食べよー 早くー、大きくなりたいなー 真中:死にますって。朝食の段階で死にますって。 何ですかこのヘンテコな歌は。徹頭徹尾内容がクソでしたし。誰が歌うって言うんですか。こんなんじゃ歌のお兄さんは無理ですよ。 向井:何だよさっきからうるせえなあ。 そんなに 責 め ん と いてよ。 真中:うっせえ!!東京湾に沈めるぞ!!もう結構。 |
優しい朝の光に包まれて/ おにいさんを軸にしたサッカーチーム
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山田:お兄さん。 どうも、優しい朝の光に包まれてです、お願いします。 木下:絶対に今のでお題を消化しきったつもりになるんじゃねぇぞ。 というわけで宜しくお願いします。 山田:僕、将来子供が産みたいんですよ。 いや、あなた男じゃないですか。 まぁそうなんですけどね? 木下:一人で完結させられると僕の仕事がなくなるんですよ。 なので、今のは僕が言ったことにしますね。 いや、あなた男じゃないですか。 山田:まぁそうなんですけどね? まぁでも、セ・リーグができるくらい子供が欲しいんですよ。 木下:リーグごと作るとなると 54人いてようやくスタートだぞ。 山田:じゃあJ2くらいにしておきます。 木下:242人にはねあがっちゃいましたよ。 山田:-198姫340太郎にしたいですね。 木下:娘を負の数にしてまで 息子でJ1の人数まで確保するなよ。 山田:各チームのキャプテンをそれぞれの年長者である、 兄が努めます。 木下:本当にリーグ作るんですね。 ファミ・リーグだ。ファミ・リーグ。 山田:そして、監督に当たる人がいないので、 兄が選手兼キャプテン兼監督を努めてもらいます。 あと、多分ゴールキーパーをやりたがるやつも、フォワードに耐えられるフィジカルを持ってる奴もいないんで ゴールキーパーとフォワードも任せたいですね。 木下:そんなに兼ねさせるなよ。 そんでさすがにゴールキーパーとフォワードを兼ねさせるのは酷すぎる。 山田:大家族すぎてお金もなくなると思うので 兄にはボールとゴールも努めてもらいます。 木下:「選手」兼「キャプテン」兼「監督」兼「ゴールキーパー」兼「フォワード」兼「ボール」兼「ゴール」をさせるなよ。 物をやらせるのもさることながら、ゴールキーパーがゴールもやって フォワードがボールをやる異常事態に気づいてくれ。 山田:あと、負の数になった娘分を確保したいんで 娘となってマネージャーも努めてもらいます 木下:「選手」兼「キャプテン」兼「監督」兼「ゴールキーパー」兼「フォワード」兼「ボール」兼「ゴール」兼 「男」兼「女」兼「マネージャー」をさせるなよ。 一息で言えない役職につかせるな。 山田:出来ればJ2の各チームの兄だけで不足した娘分を確保したいですね。 木下:「選手」兼「キャプテン」兼「監督」兼「ゴールキーパー」兼「フォワード」兼「ボール」兼「ゴール」兼 「男」兼「女」兼「女」兼「女」兼「女」兼「女」兼「女」兼「女」兼「女」兼「女」兼「マネージャー」をさせるなよ。 一人当たりに男1人女9人の歪すぎる多重人格を作るな。 山田:あと1人女の人格を足せば1人でサッカーチームが作れますね。 そしたら、その中の男の人格に キャプテンと監督とゴールキーパーとフォワードとボールとゴールを 努めてもらいましょう。 木下:「選手」兼「キャプテン」兼「監督」兼「ゴールキーパー」兼「フォワード」兼「ボール」兼「ゴール」兼 「『選手』兼『キャプテン』兼『監督』兼『ゴールキーパー』兼『フォワード』兼『ボール』兼『ゴール』の男」兼 「女」兼「女」兼「女」兼「女」兼「女」兼「女」兼「女」兼「女」兼「女」兼「女」兼「マネージャー」をさせて それで新たなチームを1人で作らせるなよ。 山田:兄って損な役回りですね。 木下:ここまでじゃないと思います。 もういいです。 2人:ありがとうございました。 |
カッターズ/弟は下側
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竹下 ・・・!や、家主帰ってきた!!と、とりあえず俺はベッドの下に隠れるからな!? 山尾 え!?ちょ、裏切るなよ!俺も入れろ・・・あ、あれ!?意外と狭いっぽい!?無理だな入れねえ!ど、どうする!? 辻田 (ガチャガチャ ガチャ)ただいm・・・。 山尾 あ。 竹下 (・・・終わったな・・・こいつ・・・下手すりゃあ俺も・・・) 山尾 ・・・兄さん!!久しぶり!!弟だよ! 竹下 (・・・えぇえ!!!?何そのごまかし!?) 辻田 雄太!! 竹下 (ウソぉ!しかも通じた!!!こいつ自分のこと弟だよって自己紹介したのに!!) 辻田 本当に・・・本当に雄太なのか!?ウソじゃないよな!? 山尾 ご、ごめんなさい!!まさか、その、えっと、そんなに心配していてくれるとは思わなくて!ねえ!?ねぇ!?(チラッチラッ) 竹下 (何があったんだよこの兄弟の中で!?そんで山尾!!ベッドの下にちらちら視線を送るんじゃねえ!!ばれる!!) 辻田 やっぱりベッドの下が気になるか?まあ、そんなことより、まさか会えるとは思わなかったよ。お前がいなくなってから3年の間、お前の写真を肌身離さず持っていたんだぞ。 山尾 は、はぁ・・・なんだろ、他人の空似何だろうけど写真の人俺とそっくりだよ、竹下。 竹下 (俺に話しかけるな!!って言うかなんだこの奇跡!?空き巣に入った家の弟と空き巣が売り二つって!?良いんだか悪いんだかよくわかんない部類の奇跡が起きてるし!) 辻田 まあ、念願叶って何よりだ。兄さん、お前が生き返るためにいろいろやって来た甲斐があったというものだ! 竹下 (弟思いだったんだなあこの人・・・) 山尾 ははは・・・本当にありがt・・・え?生き返・・・え? 辻田 やっぱりあれかな?この間借りてきた本に書いてあった「等身大の人形に生き血を捧ぐ」っていうのが効いたのかな・・・? 山尾 生き血・・・誰の・・・? 辻田 大変だったんだぞ?兄さん、大金を叩いて轢いた犯人を見つけたんだから。騒ぎになる前に処分しないと。雄太、嫌かもしれないけど、ベッドの下のやつ、明日山奥に持っていくから手伝ってくれよな。 山尾 ・・・う、うん!!!お、おにいさん!!俺、急にアイス食べたくなった!!コンビニ!!コンビニ行こう!!! 辻田 ん?ああ、良いよ。(ガチャ)やっぱり弟はベッドの下ってね・・・ははは・・・。 山尾 ははー!!ありがたき幸せ!!・・・レッツゴー!!(バタン!!) (空き巣なんてするんじゃなかった) |
バトルロワイR/オニイッサン
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男あさりちゃん:はぁ〜 スポーツやってるおにいさんって素敵だわ〜 せっかくスポーツが盛んなアメリカに来たわけだし、おにいさん目的でスポーツ観戦しよ。 チケット売り:やぁ、男あさりちゃん! 1年ぶりだね!今日はどのスポーツをやってるおにいさんを見たいんだい? 男あさりちゃん:あっ、チケット売りのおにいさん! べ、別におにいさん目的じゃありません!純粋にスポーツ観戦が好きなんです! チケット売り:店の前で堂々と声に出していたのに今更過ぎるよ。ところで今日はオニイッサンっていうスポーツの試合があるよ。 男あさりちゃん:何それ聞いたことない! 名前からして私への罠でしょ! チケット売り:違うよ。たしかにチケットはめっちゃ余ってるしマイナーだけど、オススメのスポーツだよ。 男あさりちゃん:マイナースポーツやってるおにいさんてファンの扱いとか知らなそうだし簡単に触れ合えそうね!それに決めたわ! チケット売り:決め手があんまりだよ。ちなみに今日のオニイッサンはU-18の試合なんだ。 男あさりちゃん:ふむふむ。おにいさん好きとしてはもうちょっと年上がいいけど、若さは正義よね。 チケット売り:それで東日本選抜と西日本選抜が激突する東西戦なんだ。 男あさりちゃん:いやアメリカでするなー! 日本の東西戦は日本でやれー! チケット売り:驚くべきは平均年齢だよ。まず西日本代表は18才11ヶ月20日4時間! 男あさりちゃん:厳密すぎてビックリ〜! 「才」までで良いし、ギリギリ19才手前で固め過ぎでしょ〜! チケット売り:対して東日本代表が7才2ヶ月。 男あさりちゃん:もはや おにいさんとは思えな〜い! 若すぎて私的には対象外だよ〜! というか、試合が成り立つ気もしなーい! 普通に大人VS子どもじゃん! チケット売り:おにいさん同士が激しく体をぶつけ合ってるとこ、見たいんでしょ? 男あさりちゃん:ぶつけ合わないで〜! おにいさんが子どもを容赦なく倒すとこは見たくない〜! そんな酷な試合を、その年齢差でやらないで〜 チケット売り:もし相手を突き倒したって、反則じゃないから大丈夫だよ。男あさりちゃんが心を痛める必要は無いよ。 男あさりちゃん:いやいやいや〜! 全日本レベルの大会で子どもが大人に勝つなんて無理だよ〜! もし勝てるんなら、その競技はただの運ゲーだよ〜! チケット売り:すごく心配するね。卓球とかだって全日本選手権で中学生が大人に勝ったりするよ? 男あさりちゃん:じゃあ多分それも運ゲーなんだよ〜! コナン君:あれあれ〜? おにいさん、どうしてまだチケットを一枚も売れていないの〜? せっかくの僕の晴れ舞台なのにおかしいな〜? 男あさりちゃん:ア リ だ な チケット売り:毎度あり |
タニシロマン/告白
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A:父さん、話って? B:お前も二十歳になったことだし 本当のことを話さないといけないと思ってな 実はな・・・ お前は父さんの・・・ A:本当の子じゃないんだよね? B:お前・・・気付いてたのか? A:うん・・・でも本当の子じゃなくたっていいんだ 僕は父さんにここまで育ててもらった! 僕の大好きな父さんはあなただけです! B:・・・ありがとう・・・ じゃあ・・今から本当のことを話すな・・・ A:うん・・・ B:お前は父さんの・・・弟なんだ A:うん・・・え!? え!?ちょっ!?え!? B:さあ、お兄さんの胸に飛び込んでおいで! A:いや無理無理無理無理! B:恥ずかしがるなよ! A:そういうことじゃない! あれ!?何このちゃんと準備体操したのに思いっきり足つっちゃった感じ! え!?いや父さん60歳だよね!?40歳差!? え!?異母兄弟ですか!? B:いや、ちゃんと同じだよ、同母兄弟だよ! A:造語を作るなよ! 何言いたいこと言ってスッキリして調子乗ってんだよ! B:母さんは16の時に俺を生んで56でお前を産んだんだよ A:僕の時のチャレンジが過ぎるよ! B:今までお婆さんと思ってたのが 本当の母さんなんだよ! A:波状攻撃やめてくれよ B:さあ、兄貴でもにぃにぃでもあんちゃんでも にぃにぃでもにぃにぃでもなんでも呼んでくれ! A:父親だと思ってた人が兄だった上に バリバリオタクだった感じを上乗せしないでくれ! いい加減にしろ! お前なんて父さんでも兄さんでもない! B:スマン! ちょっと重苦しい雰囲気よりはと思って・・・ 調子に乗りすぎた・・・スマン! A:ううん、僕こそごめん これからは・・・にぃにぃって呼ぶよ それから、じゃあ今まで母さんだと思ってたのは・・ 姉さんになるのかな? B:いや、母さんは時給800円で雇ってるエキストラだ A:その事実の方が衝撃だよ |