青西瓜/元気な大学生カルタ！
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―頭文字を揃えた！ 元気な大学生カルタ！― だ：大仏を ダンクシュートで 大破壊 い：伊豆でゼミ 磯の香りで イルカ、食べ が：学業を 頑張るための ガチの本 く：苦学生 食い繋ぐため 食うイルカ せ：先生の 背の財布から 千円を い：今、ゼミで 異臭騒ぎの イルカ、食べ と：東大へ 飛ばす波動は ｔ（トン）クラス い：伊勢でゼミ 今、神宮で イルカ、食べ え：縁遠い 偉いＯＢ エルボする ば：バイトして バイセクシャルと バリ島へ い：良い流れ 偉人ＯＢ イルカ、食べ そ：染まらない 粗チンだからか 疎外感 が：学業で ガスが溜まって ガチＦＡＮＺＡ し：食（しょく）イルカ 汁出てくるよ しょっぱいね い：インコース 良いとこついた イルカ、食べ た：竜巻に 立ち向かうけど ただ粗チン！ べ：ベクトルは 便座爆破が ベストだね！ る：類友と ルールの中で ルージュ、食べ こ：このイルカ 講義を聞いて 昆布じめに と：東大へ 飛ばす波動は 鳥クラス で：電飾を でん部で殴る でも粗チン い：今、ゼミで 陰部の粉で イルカ、食べ る：ルージュ、食べ ルールの中で 留守だしさ か：買うイルカ かわいそうだと 噛みしめる |
非可逆劇場/大学の飲みサークル
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平岡：先輩。もうやめましょうよ。倒れちゃいますよ。 岡井：飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 平岡：先輩。田中、もう10分息継ぎ無しで飲んでるんですよ！！ さすがにやばいですよ！！ 田中も田中で、10分間もよく息継ぎ無しで飲めるな！！ エラ呼吸かよ！！ 岡井：飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 平岡：もうヤバイですって！ 田中、ずっとビールサーバーから直で飲んでるんですよ！！ 先輩！ ジョッキって知ってますか！？ ビールを入れる器です！！ 岡井：飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 平岡：ああー！ 思ってた飲みサーと違う！ 飲みサーの概念を吹き飛ばした飲みサーだった！ 俺の大学生ライフが地獄絵図に！！ ……！ おっ！ ビールサーバー飲み終わりました！ お前すげえな！ 岡井：…………。 もうひと機械！ もうひと機械！ 平岡：もう一杯の感覚で言わないでください！！ 次元が違います！！ 聞いたことないです！！ 岡井：もうひと機械！ もうひと機械！ 平岡：田中絶対ダメだぞ！！ 悪魔の言葉に負けるなよ！！ 岡井：もうひと機械！ もうひと機械！ うえーーーい！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 平岡：断る勇気！！ 岡井：飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 平岡：田中分かってるのか？ 自分で注文したジントニックもあるんだぞ！ 自分で注文したジントニック7杯があるんだぞ！！ 岡井：飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 平岡：ああああ！ 先輩がとりあえずサーバーでって注文したときに気づくべきだった！！ ………！ もう飲み終わった！！ めっちゃ早くなってるんだけど！！ 岡井：もうひと機械！ もうひと機械！ うえーーーい！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 平岡：アルコール云々より、普通に水死するぞ！！ えっ！ 田中って今日水死するつもりで居酒屋来たの！？ 岡井：飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 平岡：この居酒屋、なんでビールをサーバーで持ってくるんだよ！！ ジョッキに入れて持ってこいよ！！ これからの世代のために、ビールはジョッキに入れるんだよーって義務教育で教えてやれ！！ 岡井：飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで！！ 平岡：ああああああああ！！ もう、止めろおおおおおおおおおおお！！ 先輩達もう止めろよ！！ こんなことして何が楽しいんだよ！！ こんな飲み会楽しくねえよ！！ ほら！ 田中も本当は言いたいことあるだろ！ 後輩だからとか気を使わないで言いたいこと言えよ！！ 田中：…………。 ジントニック3杯ください。 平岡：そうそう本当はビールじゃなくてジントニック飲みたかったってバカ！！！！！ |
とりっくすたぁず/サークル
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女川：この春、私は大学生になった。 せっかく大学生になったことですしサークルに入りましょう。 男鹿：そこの君！ 我がヤリサーに興味はあるよね！！ そだねー。 女川：どうしよう、初対面で既に言いたいこといっぱいある。 男鹿：ひょっとして内容を知りたいのかな。ヤリサーでは何かを挿した後体液が出るよ！ 女川：そんなこと聞くつもりないんだけどなぁ。すいません私他に入りたいサークルがあるので失礼します。 男鹿：おいおい、ヤリサーよりも素晴らしいサークルが実在するとでも？ 女川：実在しまくってますけどね。そもそも私はミステリー小説が好きなんです。 男鹿：ミステリー？ ああ、何かを刺した後体液が出るやつな。 女川：殺人事件をヤリサーと同等の扱いにしないでください。 私はミステリーが好きだからミステリーサークルに入るんです。 男鹿：それ変な模様の方じゃね？ 女川：とにかく、私はヤリサーには入りませんからね。 男鹿：おいおい、僕はさー、異性として君にゾッコンなんだよ。 女川：……今、異性と言いましたか？ 男鹿：そうだけど何か文句ある？ 女川：あなたは、いつの間にか私が女であると思い込んでいませんか？ 男鹿：は？ 女川：苗字が女川、一人称が私、喋り口調、そして外見であなたは『私が女である』と勝手に判断していたのです。 これが叙述トリック、ミステリーでよく使われる手法です。 男鹿：………！ 女川：異性ではない私に興味はないと思うのでこれで立ち去ります。 男鹿：君は、いつの間にか私が男であると思い込んでいないか？ 女川：は？ 男鹿：苗字が男鹿、一人称が僕、喋り口調、そして外見で君は『僕が男である』と勝手に判断したんだよ。 つまり君は僕と異性だね。 女川：なっ、この私がハメられたというのか！？ 男鹿：いやいや、いつもヤリサーでハメられてるのは女である僕の方だよ。 女川：黙れ変態。 |
デファクトスタンダード/就職面接
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Ａ：失礼します。 （面接官が立ち上がって近づいてくる） 面接官：すいません。もうちょっと後ろ下がって貰えますか？ Ａ：えっ。どういうことですか？ 面接官：ほら、いいから早く早く。 （面接官がＡを無理矢理壁際まで追いやる） Ａ：うわっ！ ちょ、ちょっと待ってください！ なんなんですか急に！ 面接官：それじゃあ行きますね〜。 （Ａの胸をリズミカルに押しながら） はいっ！ はいっ！ はいっ！ はいっ！ Ａ：うおっ！ ゲホっ！ なにっ！ これっ！ 面接官：君のっ！ 出身っ！ 大学っ！ とっ！ お名前！ 教えて！ くだっ！ さいっ！ Ａ：グホっ！ ゴホっ！ ちょっ！ まっ！ 本当に！ 苦しっ！ やめっ！ てっ！ 面接官：はいっ！ はいっ！ はいっ！ はいっ！ （押すのをやめる） あれ？ 大丈夫ですか……？ Ａ：いや大丈夫じゃないないですよ！ ゲホっ、ゲホっ！ なんでいきなりこっちに近づいてきて胸を何度も押してくるんですか！ なんなんですかこれ！？ 面接官：圧迫面接です。 Ａ：物理的に！？ 圧迫面接ってそういうことじゃないでしょ！ 面接官：ウチの会社を流行を取り入れることを一番大切にしてますからね。 ほら、“圧迫面接”って言葉、ここ数年ぐらいで頻繁に耳にするようになったでしょう？ ……あっ、他にも最近は“女性は無条件で落とす”ってのも取り入れましたよ！ Ａ：取り入れるなよそんなもん！ それ追っちゃダメな流行だから！ そもそも取り入れ方もなんかズレてるし！ 面接官：ではそろそろ本格的に面接を始めていきましょう。 ……まずはこちらを受け取ってください。 （Ａに謎の筒を渡す） Ａ：えっ、何ですかこの細長い筒は？ しかも中に何重にも網が貼ってあるんですけど……。 面接官：もしかして使い方分かりませんか？ ならお手本を見せましょう。 （筒を取り出して口に当てる） ……行きますよ。 トウゥゥゥゥゥゥゥゥ！！！ キョォォォォォォォォ！！！ ダイガクゥゥゥゥゥゥ！！！！！！！！！！ どうですか？ 分かりました？ Ａ：いや分かんねえよ！ なんだよ、急に筒から大声出しやがって！ 面接官：この筒を使って出身大学の名前を叫ぶんですよ。 ほら、僕の声よく聞こえたでしょう？ これ学力の高い人間じゃないと、しっかり声が通らないんです。 いわゆる“学歴フィルター”ってやつですね。 Ａ：絶対違うわ！ 学歴フィルターって物理的に存在するもんじゃないから！ ……全く、何なんだこの会社！ こんなわけ分からないことばっかりやって！ 帰りますよ！？ 面接官：まあまあそんなことおっしゃらずに。 物は試しですから。受かったらラッキーぐらいの気持ちでいいですから、ね？ Ａ：……やるだけですよ。受かったってここに入社するとは限りませんからね。 じゃあ行きます。 ニィィィィィィィィィポンンンンンンンンン！！！！！ タィィィィィィィィィクゥゥゥゥゥゥゥゥゥ！！！！！ ダァイガァクゥゥゥゥゥゥゥゥゥ！！！！！！！！！！！！！！！！ 面接官：……はい、合格です。 Ａ：やっぱフィルター機能してねえ！ |
カッターズ/サークルの勧誘
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山尾 そこの君！1年生だよね？もしかしてどのサークルに入るか悩んでるのかな？ 竹下 は、はあ・・・まあ、別に入らなきゃ入らないでいいんですけど・・・。 山尾 サークルに入らないだって！？そんなのは勿体無い！大学における4年間は長いようで電光石火！それを講義やバイトや卒業論文だけに費やするのは勿体無いぞ！！ 竹下 そ、そういうもんですか？でも、サークルの説明とか回ったんですけど、あまり魅力を感じなくてですね・・・。 山尾 それなら、俺が居るサークルに入らないか！？おっと、自己紹介が遅れた！俺は文学部3年！ミステリーサークルサークルの山尾だ！ 竹下 ミステリーサークル？・・・あの、ＵＦＯが着陸したときにできるって言われている地面の模様の？ 山尾 そう、それを研究しているサークルが、我々、ミステリーサークルサークルだ！！ 竹下 またニッチな対象ですね！？ミステリーサークルのみですか！？他のオーパーツとかは調査の範囲外ですか！？ 山尾 オ・・・パーツ・・・？ 竹下 言葉すら知らないの！？すみません入りたくないです！ 山尾 そんなこと言わないで！！別のサークルと平行して所属しても大丈夫だし！俺もベビーサークルサークル、クローズドサークルサークル、ネクストバッターズサークルサークルにも所属している！ 竹下 サークルサークルって言いたいだけっすよね！？名前出したら終わりみたいオチみたいなサークル乱立してるじゃないですか！！ 山尾 頼むよ！今所属すれば即副部長のポストが確約されるから！ 竹下 所属してるの先輩だけかよ！！！一人で何やってんのあんた！？ 辻田 （登場）あ、竹下くん・・・だよね？ 竹下 あ！同じ学科の辻田くん！どのサークルに入るか決めた！？ 辻田 実は、これって言うサークルが無いから、いっそのこと自分で作ろうと思うんだ。もし良かったら竹下くんも入ってくれないかな？ 竹下 1年生にして凄い行動力！入る入る！このサークル地獄から抜け出せるなら！どんなサークルなんだい！？ 山尾 地獄呼ばわりされた！？ 辻田 僕、小さいころから物の形にこだわりがあるんだ。均一に並ぶもの、不規則に描かれたもの、さまざまな種類の形が交錯するもの・・・その中でも1番好きなのが、「円」なんだ。究極に美しいといえるこの円形の深さを追求したい。 竹下 ・・・ま、まさかそのサークル名って・・・。 山尾 サークルサークル！！？ 辻田 円研究会さ。 竹下山尾 あぁ〜・・・。 1ヵ月後、辻田くんが発足した「円研究会」は勘違いから「外国為替市場研究会」に名を変えた。 |